社員を知るPEOPLE

TOKYO STEEL'SPEOPLE 13

時代に適応する技術者に Favorite Phrase

新入社員時代のエピソード 電気炉の可能性を確信。
電気で工場を支えたい

NEW
EMPLOYEE

就職活動を始めた大学3年生の時就職先に迷う私に製鐵業界で働く友人の勧めで製鐵業界へ興味を持ちました。広く使われている鉄がどの様にして作られるのか調べるうちに、従来の製鉄法である高炉が鉄を作る際に排出する二酸化炭素の量を1/4に抑える事が出来る電炉法に強く惹かれました。
工場見学の際は、生産量に対して人員が少ない印象を受け、様々な設備で自動化が成されており最新の技術を取り入れているのだと感じ、電炉最大手の当社がこれから来たる脱炭素社会の一翼を必ず担う会社になると思い、入社を決めました。

現在の仕事について 働き出してからが勉強の本番!

WORK

工場設備の殆どは電気や油圧で動いています。油圧設備も電気信号を必要とし、電気なくしては工場の生産は出来ません。電気の教科書に出てくるような巨大な設備から電子機器に至るまで、電気に関する全てを制御システム課は管理しています。現在私は設備1つ1つがどの様な仕組みで動いているのかを日々勉強中です。
宇都宮工場では昨年から電気炉運用の最適化を図る設備の導入が始まっており、私もプロジェクトメンバーの一員として参加しています。2年目の私にとってこのプロジェクトは非常に責任感のある重要な仕事ではありますが、これをチャンスと捉え毎日成長出来ていると実感しています。
効率化や省エネ化は制御システム課としての大きな課題の1つだと考えており、今後も様々な設備の更新や導入をしなければなりません。新しい技術を取り入れるためにはまずは工場について深く理解する必要があるので、いち早く会社へ貢献できる一人前の技術者になれるよう引き続き取り組んでいきます。

今後の目標とメッセージ 専門分野に囚われない生き方を

MESSAGE

皆さんはこれから不安と期待を抱えて就職活動に励むと思います。私は学生時代に鉄を学んでいた訳ではなく、製鉄についての知識はありませんでした。私の様になにかの縁で知った会社がどんな会社なのか、自分に合っているのかじっくり調べて色々な会社を知って下さい。
入社当初は工場の大きさや機械の多さから不安でしたが、上司や現場の方々はそんな私にも優しく指導してくださり、現在は製鋼工場を任されています。カーボンニュートラル、EV化など社会の動きが変わってきている中で挑戦を続ける当社の様に、専門分野などに囚われず自分の道を切り開いて欲しいと思います。

ある1日の流れ
7:00 出社 昨晩の操業状況の確認、メールチェックと1日のスケジュールを確認
8:00 ミーティング 制御システム係のミーティングに参加して作業内容の打ち合わせ
8:30 操業データの確認 昨晩の操業で使用した電力量などを調査
10:00 現場確認 作業の進捗確認。実際の設備と図面を見比べて日々勉強中!
12:15 昼食 お弁当が支給。味噌汁がおいしい!
13:00 業者と打ち合わせ 工事案件を進めるためメーカーと会議
15:00 予備品管理 操業で必要な電気品の管理
17:00 退社 先輩方、同期とおいしいご飯屋さんを新規開拓!