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EMPLOYEE
世の中を広く支える縁の下の力持ちになりたいと考え素材業界を探索。東京製鐵の「環境負荷低減を実行しながら、電炉鋼材の普及・拡大に挑戦し続ける」真っすぐな姿勢に惹かれ、なんとしても入社したいと志望しました。
入社後は購買課に配属され、現在は副原料を担当しています。
購買というと、皆さんはどういう風に想像されるでしょうか?
実際になにを購入していくのか、イメージがつかない方もいるかもしれません。私自身、電炉で製鋼するときに、元素記号としてしか聞いたことのなかった物質が実に多様に、膨大な量が必要とされているとは想像もできませんでした。それらを調達するのが私の現在の主要業務です。
購買の仕事を簡潔に言うと「安定的な調達」と「新規開拓」。
工場の生産計画を注視し、過不足のないよう安定的に調達していくことが購買課にとって最大のミッションです。しかし市場環境は目まぐるしく変化していきます。今まで購入できていたものが急に手に入らなくなる、なんてことも起こり得ます。そうならない為にも、原料の供給懸念をいち早く察知し、生産に影響を出さないよう柔軟に対応していく力が求められます。
また、新規の原料を工場に提案していくことも大事な仕事です。
工場の要望を取り入れ、より安くより良いものを提案していくことで品質の向上、コストダウンに繋がり会社の利益に貢献していくことができます。
これらを実現していくためには日頃から工場と綿密に情報を共有し、また価格変動や市場の動きにアンテナを張っていく、これが購買の仕事をしていく上での重要なポイントです。
現在の私は、「自ら考え、自ら動く」をモットーに先輩の教育のもと、自身で考え購入を決断できるという点に裁量の大きさとやりがいを感じています。もちろん壁にぶつかった時や、判断が難しい局面では上司や先輩に相談し指示を仰ぐこともあります。そうして購買課という一つのチームとして変化の激しい企業環境を乗り越え、これからの東京製鐵を創っていきたいと思います。
最後に、東京製鐵では「Tokyo Steel EcoVision 2050」を策定しました。
これは高炉よりCO2の排出量が少ない東京製鐵の電炉鋼材を広めていくことで、カーボンニュートラルに対応していくものです。電炉鋼材を少しでも多く世の中に送り出す、それが私たち東京製鐵の使命です。