社員を知るPEOPLE

TOKYO STEEL'SPEOPLE 09

未来のため、
世の中に電炉鋼材を普及拡大させる Favorite Phrase

新入社員時代のエピソード 譲れないのは
“ものづくり”
に携わりたいこと

NEW
EMPLOYEE

世の中を広く支える縁の下の力持ちになりたいと考え素材業界を探索。東京製鐵の「環境負荷低減を実行しながら、電炉鋼材の普及・拡大に挑戦し続ける」真っすぐな姿勢に惹かれ、なんとしても入社したいと志望しました。

入社後は購買課に配属され、現在は副原料を担当しています。
購買というと、皆さんはどういう風に想像されるでしょうか?
実際になにを購入していくのか、イメージがつかない方もいるかもしれません。私自身、電炉で製鋼するときに、元素記号としてしか聞いたことのなかった物質が実に多様に、膨大な量が必要とされているとは想像もできませんでした。それらを調達するのが私の現在の主要業務です。

現在の仕事について 会話を通じての課題解決。求められるのは工場との連携

WORK

購買の仕事を簡潔に言うと「安定的な調達」と「新規開拓」。
工場の生産計画を注視し、過不足のないよう安定的に調達していくことが購買課にとって最大のミッションです。しかし市場環境は目まぐるしく変化していきます。今まで購入できていたものが急に手に入らなくなる、なんてことも起こり得ます。そうならない為にも、原料の供給懸念をいち早く察知し、生産に影響を出さないよう柔軟に対応していく力が求められます。

また、新規の原料を工場に提案していくことも大事な仕事です。
工場の要望を取り入れ、より安くより良いものを提案していくことで品質の向上、コストダウンに繋がり会社の利益に貢献していくことができます。
これらを実現していくためには日頃から工場と綿密に情報を共有し、また価格変動や市場の動きにアンテナを張っていく、これが購買の仕事をしていく上での重要なポイントです。

今後の目標とメッセージ 自ら考え、自ら動く

MESSAGE

現在の私は、「自ら考え、自ら動く」をモットーに先輩の教育のもと、自身で考え購入を決断できるという点に裁量の大きさとやりがいを感じています。もちろん壁にぶつかった時や、判断が難しい局面では上司や先輩に相談し指示を仰ぐこともあります。そうして購買課という一つのチームとして変化の激しい企業環境を乗り越え、これからの東京製鐵を創っていきたいと思います。

最後に、東京製鐵では「Tokyo Steel EcoVision 2050」を策定しました。 これは高炉よりCO2の排出量が少ない東京製鐵の電炉鋼材を広めていくことで、カーボンニュートラルに対応していくものです。電炉鋼材を少しでも多く世の中に送り出す、それが私たち東京製鐵の使命です。

ある1日の流れ
8:50 出社 資源・為替の相場をチェック
10:00 需要バランスの確認 各原料の使用状況・在庫・工場の生産計画を確認
11:00 資料作成 発注の値決め交渉に使う事前資料を作成
12:30 昼食 赤坂周辺の美味しいご飯屋さんを探索
14:00 副原料の発注 工場の生産計画に合わせ、必要な量・最適な納期で発注
15:00 設備・機械の発注 購買システムを使用した工場の設備発注
16:00 来客対応 お取引先様との情報交換
18:00 退社 神宮球場でスワローズの応援、仕事終わりのビールは格別