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 海外マーケットは、未だ、国際的に鉄鋼関連商品の取引価格は軟化傾向が続く展開となっています。中国では足元でも不動産市場の低迷に留まらず、その他の関連需要も回復が遅れています。その為、アジア地域を中心に中国からの鋼材輸出圧力が強まり、その他地域へも間接的に鋼材市況の下落といった影響が出ています。然し、この様な鉄鋼製品の急激な下落は各国の鉄鋼メーカーの収益を圧迫しており、今後、生産調整の動きが出ることも予想され、市況下落の歯止めとなることが期待されますが、引き続き、世界並びに中国の経済動向と鉄鋼需給の変化を慎重に注視してまいります。
 国内マーケットは、建材品種は4月を迎え建設業における働き方改革の本格的な実施により、施工会社並びに鉄骨加工業者等において、手持ち工事が総じて低位にあることから、全国的な荷動きは緩慢さが残る状況にあります。一方で、地域による強弱はあるものの、徐々に民間中小案件の他、公共インフラ工事の着工も始まり、市中在庫への鋼材手配の増加が期待されます。また流通のコスト増を背景とした販売価格への転嫁の姿勢は不可避であるため、今後の需給調整の進展に伴う市況改善の動きが期待されます。
 鋼板品種は、停滞していた自動車関連業種の需要は緩やかながらも回復の動きにあり、その他業種においても底堅い需要が続いていますが、一部で輸出関連需要の伸び悩みと建設需要の盛り上がりが先送りとなっている為、鋼板マーケットは一服感が漂っています。輸入鋼材についても、海外市場の製品価格の下落が継続し、海外鉄鋼メーカーの対日姿勢に注意が必要な状況にあるものの、国内の鉄鋼メ-カ-各社の慎重な供給姿勢には変化が無いため、今後、需要増加に伴う荷動きの回復次第ではありますが製品市況の好転が待たれる状況です。
 以上のような状況の下、今後の国内外の需給環境と市況動向の変化に加え、これまでの値上げのマーケットへの浸透具合を、しっかりと見極めるべく、今月は全品種据置きと致します。
 引き続き、需要に見合った生産を継続し、需給の調整に努めます。

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