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海外マーケットは、対米輸出において、主要各国の関税率は概ね決着を見せた結果、特に鉄鋼関連製品を取り巻く環境は、一旦の落ち着きを取り戻し、今後の消費量回復の動きに転じることが期待されますが、当の米国では、足元の鉄鋼指標は値戻しの動きもあるものの、経済政策も不安定さが残る状況です。また中国でも、主要鉄鋼メーカーの採算改善を期した値上げの動きが散見されるものの、未だ内需低迷が続き鉄鋼需要は減退したままである為、鉄鋼関連製品の過剰感は解消されていません。加えて、欧州地域による新たな通商措置案の検討の動きや、米国の対中追加関税による貿易摩擦の再燃の恐れもあり、鉄鋼を取り巻く国際情勢は不明瞭な状況となっています。引き続き、世界経済及び貿易動向と中国における鉄鋼需給の変化について慎重に注視してまいります。
 国内マーケットは、未だ建設分野における関連指数は低位なままにあり、10月以降も全国的に鋼材の荷動きは期待したほどの回復には至っていませんが、一方で、製販共に大幅な、且つ、急激な収益の悪化を受け、市況は下値への抵抗感が強まってきております。市中在庫は低水準で歯抜けも散見される状況の中、需要面は、年内或いは年明け以降の新規案件の引き合いが、鉄鋼メーカーにも多く寄せられるようになっていることから、今後の荷動きは着実に回復が見込まれるものと思われます。
鋼板品種は、特に自動車分野において、対米関税の決着後、北米向け輸出台数は回復の兆しが見られつつあり、同様にその他の輸出型産業分野でも、今後の受注量拡大が期待される状況にあります。しかし、他方で恒常的な人手不足と働き方改革による影響は、国内生産体制の足枷となっており、全国的な鋼材の荷動き回復への期待は慎重な見方が続いています。また輸入鋼材についても、特に中国からの動向には、継続して注意が必要な状況にありますが、一方で、産業分野における国内設備投資の動きは底堅く推移をしており、需給バランスの改善に伴う市況の上昇が期待されます。
以上のような状況の下、鉄鋼メーカーの製造コストは今後も高止まりが続き、厳しい採算状況にありますが、今月の販売価格は、足元の市況底入れを確実なものとすべく、全品種据え置きといたします。
引き続き、需要に見合った生産を継続し、需給の調整に努めます。

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