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最終更新:2026年1月19日
市況情報
海外マ-ケットは、年初より米国による政治的な他国への介入や、その動向に関連した関税率の変更を伴う関係国への牽制による、国際経済全体への影響については、再び、慎重な見極めが必要な状況となってきました。他方で、米国内の鉄鋼関連指標は、昨年末までの上昇を受け、新年以降も高水準を維持しており、アジア地域でも、旧正月の大型連休を控える中、鉄鋼メーカーの販売価格並びに鋼材市況は、小幅ながらも上昇の展開となっていますが、引き続き、世界と中国の政治及び経済情勢のほか、鉄鋼関連市場の動向を注視してまいります。
国内マーケットは、建材品種においては、冬期特有の気象状況もあり、地域によって、建設工事の進捗に遅延が生じるなど、引き続き、鋼材の荷動きは盛り上がりを欠いています。とは言え、主要都市での大型再開発案件の計画見直しが出ている一方で、一部では、施工会社の受注余力を見定めて、新規案件の発注交渉を進める動きも出ています。更に足元では、短納期の纏まったロール手配が、鉄鋼メーカーにも寄せられていることから、市場の早急な値上げ転嫁の動きと、市況の建て直しに期待いたします。
鋼板品種では、中国の対日向け輸出政策により、一部業種への影響が懸念されるものの、足元では、製造業全般に、昨年来からの緩やかな回復基調は、概ね、続いている状況にあります。また、輸入鋼材についても、数量と価格の動きに注意が必要な環境に変わりはありませんが、コスト高と為替動向を背景に、やや上昇傾向となっています。今後の荷動き次第ではありますが、鉄鋼メーカーの冬期減産期と相まって、需給バランスの改善が進むことによる市況の好転が待たれます。
以上のような状況のもと、製造及び諸コストの上昇による収益悪化は、早急な対応が必要な状況にありますが、今月は、国内外及び品種毎のマーケット状況を考慮し、全品種据え置きといたします。
引き続き、需要に見合った生産を継続し、需給の調整に努めます。
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