東京製鐵を知るCOMPANY

東京製鐵の歴史HISTORY

  • 1934創業 チャレンジのスタート
    東京都足立区でスタートした東京製鐵の歴史はチャレンジの歴史でした。
    当時の規制に縛られた鉄鋼業界で、自主独立・自由競争を重んじる東京製鐵は「業界の暴れん坊」、「異端児」と言われながらも、果敢な投資を継続し、独自の戦略でチャレンジを続け、成長してきました。
    千住工場遠景(1970年代)
  • 1958東京製鐵と東京タワー
    東京タワーが完成。
    実は東京タワーの主要部材には、東京製鐵が朝鮮戦争で使用された戦車から回収された鉄スクラップをリサイクルして製造した山形鋼(アングル)が大量に使われたと言われています。
    千住工場山形鋼生産ライン
  • 1962H形鋼トップメーカーへの飛躍
    岡山県倉敷市に50万平米の土地を確保し岡山工場での操業を開始。
    1969年からは高炉メーカーのみが生産する「高炉品種」とされていたH形鋼の分野に進出します。
    1980年代には「H形鋼戦争」とも言われた他社との激しい市場競争を経て、H形鋼の国内トップシェアを確立、今もその地位を守っています。
    写真 上  岡山工場遠景(1960年代)
    写真 左下 岡山工場H形鋼製品倉庫
    写真 右下 岡山工場ブルーム連続鋳造設備
  • 1991ホットコイルの生産開始
    岡山工場でホットコイルの生産を開始。
    ホットコイルは最も典型的な「高炉品種」で、電気炉で鉄スクラップから製造するのは不可能とされて来た分野でした。東京製鐵は鉄スクラップ中に含まれる特殊元素を有効活用することで、不可能を可能にし、多くの生産実績を積み重ねてきました。
    岡山工場ホットコイル生産ライン
  • 2007厚板分野への進出
    九州工場での厚板生産を開始。
    建築・産業機械・橋梁・造船・プラント設備等の幅広い分野で使用される厚板もまた、「高炉品種」とされていた製品でした。東京製鐵は従来の電気炉による製鋼技術に加え、最新鋭の連続鋳造設備や圧延設備を導入することで鉄スクラップから高品質の厚板を生産することに成功しました。
    写真 上 九州工場厚板生産ライン
    写真 下 九州工場厚板製品倉庫
  • 2009国内最新鋭工場の建設
    愛知県田原市に100万平米の広大な敷地に、岡山工場に次ぐ国内2ヶ所目のホットコイルの生産拠点となる薄板専用工場の田原工場を建設。
    年産250万トンの設備能力の田原工場は、世界最大級の420トン電気炉、普通鋼電炉メーカーとしては国内唯一の真空脱ガス設備、最新鋭の連続鋳造設備・圧延設備、研究開発施設を有し、高級鋼板の生産を行っています。
    写真 上 田原工場ホットコイル生産ライン
    写真 下 田原工場遠景
  • 2017Tokyo Steel EcoVision2050を発表
    未来の地球のために、東京製鐵がやらねばらない取り組みとして、電気炉による低炭素・循環型鋼材の普及による地球温暖化の防止と循環型社会の確立に向けたチャレンジを発表致しました。
  • 2021Tokyo Steel EcoVision 2050を改定
    2050年カーボンニュートラル実現に向けて目標の引き上げを実施しました。また、国内4工場で屋根置き型の太陽光発電設備の稼働を開始しました。
    写真 上 エコビジョンロゴマーク
    写真 下 田原工場太陽光発電設備